『Researcher of the Darkness』の続編です。ウェスカーはB.O.W.の開発を続けるスペンサーの目的と、ヒロインがアンブレラに所属し続けた疑問の答えを求めるため、ラクーン事件以来姿を消したスペンサーの居所を突き止めます。そこで自分の出自・ヒロインの正体など複数の真相を知るという展開です。
・『Researcher…』のヒロインはアンブレラの研究員ではなくスペンサーのスパイだったこと
・ヒロインはスパイだが、その役に徹しきれなかった(人心を捨てられなかった)こと
・「ウェスカー計画」に利用されるウェスカーを哀れに思い、またスペンサーの命令に逆らうこともできず、追い詰められて自分にT-ウィルスを打ったこと
以上が、ヒロインに関する真相でした。
共に研究を続けてきた優秀なヒロインを失ったことは、ウェスカーにとっては大きな損失、許しがたいことです。きっとヒロインが人間として生きていれば、ウェスカーはアンブレラを抜けてH.C.Fに移籍するときにヒロインを一緒に誘ったと思います。
そこまで認めていたヒロインの死を「残念だった」の一言で片付けたスペンサーを許せなかったこと、そして自分の人生さえスペンサーのエゴで進められた研究の一環に利用されていたことを知り、憎悪心+彼の計画を引き継ぐため、スペンサーを殺害しました。
また、ウェスカーは「スペンサーに人生を利用された」という点でヒロインに共通項を感じ、自分が神になり、ヒロインを人間に戻すことでスペンサーから受けた屈辱を超えるという復讐心・野望を持っています。
ウェスカーはこれからスペンサーの野望を引き継いで自分が神になる計画を実行し、同時に手に入れたジルを利用して、ゾンビ化したヒロインを人間に戻す研究を進めて行く予定です。
続編書けるか分かりませんが、このままだと中途半端な終わり方なので、遅筆になると思いますが書けたら良いなと考えてはいます。