静かな部屋にドン、と鈍く重い音が響いた。
「うっ……!」
突然の発作にアレックスは胸元を抑えて咳き込むと、その場に膝を突いていた。最近は発作が長引くようになり、その度にこのまま死ぬのではという思いもアレックスの中で大きくなっていた。
更にウロボロス計画を進めていたアルバートが死亡したという報が入り、それもアレックスの精神に負担を掛けていた。
先日アレックスはアルバートと、アルバートが大切にしていた女の遺体を引き取り、貴重な研究資料として保存していた。そしてアルバートの腹心であるセトという男がアレックスに仕えることになった。
セトはアルバートへの忠誠心が強く、アレックスが遺体を研究資料として回収することに納得していなかった。
しかし有効活用することで彼らを生かす道もあるのだとアレックスが説得すると、セトは自分がアレックスに仕えることを条件に、アレックスの提案を受け入れたのだった。
だが実際にアレックスがアルバート達を用いて実験を始めようとすると、セトはそれを阻むような行動を起こした。
そのためアレックスは研究を行う理由を説明した上で、それでも自分に従わないのなら、アルバートと女の遺体を廃棄するとセトを脅迫した。
セトは秀でた戦闘力を持つ人物であるが、この島で実権を握っているアレックスにそう言われてしまうと、彼に従うしか道はなかった。
その後アレックスはアルバートと女の遺体から採取したウィルスを利用し、t-Phobosの改良に利用できないか実験を重ねていた。そして改良したウィルスを実験体に投与したところ、元のt-Phobosのよりも安定性が増し、発症率が下がる結果が出た。
セトの調査によると、アルバート達は最後までウロボロスに意識を支配されず自我を保っていたらしい。その二人から採取したウィルスが、t-Phobosがノルアドレナリンに反応する作用を抑えたのではないかとアレックスは考えていた。
その原因を詳しく究明したいところだが、今のアレックスにそこまでの猶予は許されていない。今はt-Phobosの安定性を高め、転生の儀に適合する素体を見つけ出すことが先決だった。
息苦しさと目眩を感じたアレックスは懐から注射器を取り出すと、それを自分の腕に打ち込む。それは発作を抑える薬でもあったが、その成分にはt-Phobosも含まれていた。
アレックスはt-Phobosを自身に投与することで、死への恐怖を強制的に抑制させていた。
たとえ父や兄がいなくなろうと、私は遺志を継いでみせる。
そして私にはまだ、名前がいる。
アレックスは自分にそう言い聞かせると、近くにあった机の上に片腕を乗せ、這い上がるようにして立ち上がった。
「アレックス」
「! ……どうした名前」
突然アレックスの自室に来た名前を前に、アレックスは呼吸を整え、何事もないように振る舞う。
アレックスは名前に敬語で話すのを止めさせていたため、名前は友人のような態度でアレックスに接するようになっていた。
「最近アレックスの顔色が良くないように思って、心配で見に来たの」
「ああ……そうか」
交流を深めるほどアレックスと名前の距離は近くなっていたが、それでもアレックスは自分の病気について名前に話していなかった。
名前を信用していないからではない。アレックスの心中にある、自分が病気であることを認めたくない気持ちが、打ち明けるのを避けていたのだった。
「最近は、仕事が色々と詰め込んでいてね」
「そう……お疲れ様。お茶を用意したから、よければ居間の方へ来てね」
「ああ。ありがとう」
普段別邸にいる名前がアレックスのためにできることは限られていた。
アレックスの自室には薬品や実験器具などが置かれているため、この部屋で飲食はしない。そのため名前なりに気遣ってくれているのだろうとアレックスは思った。
名前はアレックスの部下でもなければ使用人でもない。客人という立場である以上気遣いはしなくていいとアレックスは言うのだが、名前はそれでは申し訳ないと感じるらしく、アレックスの身の回りの世話をしてくれていた。
仕事の妨げになると思ったのか、名前は部屋を出て行こうとする。それをアレックスは名前の腕を掴んで引き止めた。
「アレックス?」
「……構ってやれなくてすまない」
アレックスの言葉を、名前は意外そうな表情で聞いていた。
普段からアレックスは紳士的で優しそうに見えるが、それは彼の表面的な、社交辞令を兼ねているものでしかない。数か月アレックスと過ごして、名前はそれを理解していた。
しかし今のアレックスは、愛しいものを見るような目で名前を見ていた。
「私を探しに来るなんて、そんなに寂しかったのか?」
普段名前は気を遣っているのか、自分からアレックスの元に来ることは余りない。
久しく名前の顔を見ていなかったアレックスの声は、自然と優しい響きを含んでいく。
アレックスが名前の頬に触れると、名前の顔が少し赤くなる。
「そういう訳ではなくて……」
「おや、残念だな」
名前の反応をアレックスは面白そうに見ている。
「……今日は、アレックスに話したいことがあって来たの」
「何だ、出掛けたいのか?」
アレックスが尋ねると、名前はそうではないと首を横に振る。
名前が邸にいるだけでは幽閉されていたときと変わらない。そう思っていたアレックスは、夜になると名前を連れて海岸を散策することがあった。
夜に出掛けるのは、名前が島で神として扱われている以上、人目に付いてはならないからだった。
アレックスは名前にフードが付いた外出用のローブを与え、姿を隠した名前と共に外出していた。
「……」
「……名前?」
そのまま少しの間名前は黙っていたが、やがて意を決したような表情でアレックスを見た。
「……ねえ、アレックス。もう無理なことをするのは止めて」
「無理? 何のことだ?」
「私……この研究所であなたが何をしているのか、知っているの」
「!」
名前の視線と言葉に射抜かれたように、アレックスは体が強張るのを感じた。
以前島で起きた事件を情報収集するだけで解決したように、名前は勘の鋭いところがある。島民を実験に利用していることは教えていないが、どこかで情報を掴んだのだろう。
察しの良い人間に隠し事をするなど、却って不信を煽るだけだ。そう思ったアレックスは取り繕わずに話し始める。
「私に真実を話して欲しいなら……この研究所で行っていることを、君がどこまで知っているのか教えてほしい」
アレックスが条件付けるように言うと、名前は自分が知っている限りのことを話し始める。
「この研究所で、島民や外から連れてきた人を使って実験をしているんでしょう。何の実験をしているかは分からないけど……こんなことは許されないわ」
「なぜだ? この島の人間は、君の自由を奪ってきた奴らだろう。どうして君が庇う必要がある?」
「私も、それをすぐに許すことはできない。でも……それとこれは別の話よ」
アレックスは、研究の目的は新薬開発のためと島民に説明しているように、名前にも本当の目的は教えていなかった。
それ故名前は、無謀といえる実験を繰り返す自分を止めるのだろうとアレックスは思った。
「新たなものを生み出すには、綺麗事ばかりではいられない。ある程度の犠牲は必要だ。だからこそ常識や倫理を遵守するつもりはない。この島も元々そんなものは殆どない、迷信に捉われた無秩序な島だったのだろう?」
「私はどんな人にも、必ず良心があると思うの。だから私はこの島で、殺されずに生きてこられた。そしてアレックスにもあると信じている。不道徳な実験を繰り返して、胸が痛まないの?」
「……私には、そんな殊勝な心掛けはないよ」
私は人の命を奪ってでも、誰かを差し置いてでも生きていきたい人間だ。私のような人間に良心があるはずがない。
私はまだ死ぬ訳にはいかない。命を長らえて父兄の遺志を継ぎ、世界をウィルスの力で変化させるという、兄の意思も継がねばならないのだ。
「私は、これ以上誰かが死ぬのも……苦しむアレックスを見ていることもできない」
「私が……苦しむ?」
「アレックスは、病気なんでしょう」
アレックスは目を開き、胸を打たれたような顔で名前を見る。
「……いつから知っていた?」
「アレックスが時々、苦しそうにしていたから。それに研究について話すとき、焦っているような感じがしたの。それで、ここで行われている実験はアレックスに関係しているのかもしれないと……」
「……」
そこまで勘付かれている以上、アレックスは名前に真実を隠し立てしようとする気も失せていた。
「……君の言う通りだよ。私の病は不治のものだ。治療薬がないので、回復する見込みはない」
「!」
アレックスの言葉に、名前は驚いたように目を開く。
「どうして今まで言ってくれなかったの?」
「隠そうとするつもりはなかった。色々と話せない理由があったんだ」
「……」
名前はアレックスが病気について黙っていたのは、自分を信用していないからだとは思わなかった。
優秀な研究者として、アレックスは様々なものを背負っている。それ故気軽に悩みや弱みを打ち明けられないのだろうという風に受け止めていた。
「日毎、この肉体は蝕まれている。だから私は、私の記憶を移せる人間を探しているんだ」
「……そんなことが、本当にできるの?」
名前の問いに対し、アレックスは棚に置いてあるウィルスサンプルを指差した。
「t-Phobos……あれはこの研究所で開発したものだ。あのウィルスは、記憶の転移を齎す作用がある。ただし投与された人間が恐怖を抱くとウィルスが暴走し、理性を失った狂人になる」
「今までそのウィルスを使って、実験を……?」
「ああ……だが、私の記憶を渡すのに相応しい精神の持ち主は、まだ見つかっていない」
苛立ちや焦り、憂いが混ざったようなアレックスの表情を名前は見詰めていた。
「私が利己的な人間だと、これで分かっただろう」
アレックスは自嘲するように言った。
「……君は私が何もしなければ死ぬだけだと分かっても、実験を止めてほしいと思うのか?」
そう尋ねるアレックスの瞳にはどこか悲しげな色があった。
あらゆる手段を講じて生きていきたいという欲を晒しても、名前には否定されたくないという面持ちだった。
「……」
アレックスの言葉を名前は黙って聞いていた。
アレックスに説明された事実は、日に日に衰弱するアレックスの様子を見て、名前は何となく気付いていたことだった。
それ故アレックス本人から病気について打ち明けられたときも、名前は取り乱したりせず、落ち着いていることができた。
そして名前は自分の予想が正しかった場合、彼に何ができるかを日々考えていた。
アレックスは非情で利己的な研究者であるが、どのような意図があろうと、名前にとっては幽閉の身を解いてくれた人物でもある。
そして今日名前がアレックスの元に来たのは、自分が出した答えを彼に伝えるためだった。
「アレックス。私の体を使って」
名前の一言を聞いて、アレックスは一瞬自分の耳を疑った。
「……何を言っている。名前にはまだ色々と聞きたいことがある。君を実験に参加させる訳にはいかない」
「島に関することなら、大方話したわ。私はアレックスに救われて自由になった。だから、私にできる最大限の恩返しは身を捧げること。アレックスのために利用されてもいいの」
「……」
名前がそこまでの決意を持っているとは、今までアレックスも気が付かなかった。
強い光を宿す名前の瞳と、アレックスの氷のように碧い視線が交差する。
どちらも強い眼差しで見詰め合っていたが、視線に堪えらなくなったのはアレックスだった。
「冷静に、よく考えてくれ。もしウィルスが暴走しても死にはしないが、最終的には自分が誰かも分からなくなる。命はあっても人間としては死ぬということだ。それをよく理解して、君は実験に臨む気でいるのか?」
「ええ……でも、もし失敗したら、アレックスが私を殺して」
その言葉を聞いたアレックスは、衝動的に名前の両肩を強く掴む。
「なぜ、そんな軽々しく自分の命を捨てられる!! 私が望む命を得ながら、それを易々と人に渡すなどと……」
「あなたこそ、どうしてそんなことを言うの? アレックスなら簡単に、私を島の人達と同じように実験体にしてしまえるのに。人の命を惜しむなんて、アレックスらしくないわ」
「君は、よくもそんな残酷なことを私にっ……!!」
アレックスは普段の冷静さを失い、憎悪の眼差しで名前を見ていた。
「残酷? 今までアレックスは、この島で十分残酷なことをしてきたでしょう。なぜ私が実験体になることが、残酷だと思うの?」
名前はアレックスがこの島で行ってきた所業との矛盾を指摘した。
「奴らは、迷信に捉われた愚か者だ。最初は私のことを疑っていたが、金を与えるだけで私の言うことを簡単に信じ、何の疑いもなく従うようになった。あれほど無知で、自分の頭で考えることを知らない奴らは、人間とは言わない! 逃げ出そうともせず屠殺される、家畜のようなものだ」
悪魔のような本性を覗かせて、アレックスは島民を罵った。
「家畜のような人間なら、死んでもいいと?」
「より高位の、強い存在が生き残る。それが生物の掟だ。私を疑っていた時点で、私を監禁して取り調べたり、殺すこともできただろう。だがそれをしなかった。だからこの島の人間は、私に利用されることになったのだ」
アレックスは捲し立てるように言葉を続ける。
「君は最初から他の人々とは違った。異端の扱いを受け幽閉されながら、それでも自分の知恵を使って生き延びてきた。その強かさを、私は賞賛する。限られた環境の中、極限の状態で生きてきた君を簡単に利用したくはない。次代を生きるのは、君のような人間であるべきだ」
アレックスの思想や価値観が表れた言葉を聞いて、名前はただ静かに首を横に振る。
「私は命に優劣はないと思う。そして自分の命は、自分の思ったように活かせばいいと思うの。私はアレックスに出会わなければ、何の生き甲斐も見出せず、一生幽閉されて暮らすだけの人生だった。でもアレックスに出会って、私は救われた。だから私を自由にしてくれたアレックスのために、この命を使いたいの」
名前にそう伝えられたアレックスには、そこまで感謝されるような覚えはなかった。アレックスは多忙で島から出ることもなかったため、名前を遠くに連れて綺麗な景色を見せたり、美食を堪能させるようなこともしていない。
代わりにアレックスが綺麗な衣服や装飾品を与えても、名前は喜ばなかった。名前はそういう、大抵の女が好むようなものに関心はないようだった。
そのためアレックスは余計なことはせず、名前の望むままにさせていただけだった。
それに名前は自由の身になったと言うが、外海からやってきたアレックスにとって、島から出たことのない名前の身上は今でも自由には見えない。なぜ幽閉を解いたくらいでそこまで感謝されるのか、アレックスには分からなかった。
「名前……」
名前の強い意思を前に、普段は理論で相手を説き伏せるアレックスも言葉が見つからなかった。
言葉を失くしたアレックスは、ただ名前を抱き締めることしかできなかった。
「君を失うかもしれないことなど、できない……」
「なぜ、悪い方にばかり考えるの?」
今までの実験結果からして、転生の儀が成功する可能性は極めて低い。そのような状態で名前を実験に参加させる訳にはいかないという思いがアレックスにはあった。
そしてアレックスは、躊躇なく自分から離れていこうとする名前を憎むような気持ちもあった。自分に近しい人間に出会えたというのに、名前はそんな運命は感じていないのかと。
そうした思いが心中を渦巻く中、アレックスは迷いなく命を差し出せる名前と、我が身を惜しむ自分を比較して、己の情けなさに慚愧してもいた。
「私は死なない」
名前はアレックスを抱き締め返すと、彼の耳元でそう言った。凛としたその声は、ふと啓示のようにアレックスには聞こえた。
「実験が上手くいかない理由……私には分かる気がする」
「……どういう意味だ?」
「今まで実験体になった人達は、誰もアレックスを愛していなかったから」
「愛……?」
予想外の名前の言葉に、アレックスはただ名前の言葉を繰り返すことしかできなかった。
「この島の人達は、アレックスを敬愛していたとは思う。けれど仕事以外でアレックスのことをよく知らない以上、それ以上の親しみも抱けないと思うの。
それにアレックスは、心の底では島の人達を自分の駒のように見ていたんでしょう。隠しているつもりでも、そういうものは何となく雰囲気で伝わると思う。人の心を軽視するアレックスの生き方が、報われない結果という形で自分に返ってきているとは思わない?」
実験の成否と愛については、全く関係がないようにアレックスには思える。
だがウィルスを投与した者の思いの強さ、信念、創造力などにより、肉体は無限の変容を遂げる可能性があると、いつかアルバートが言っていたことをアレックスは思い出した。
「私には、愛や思い遣りなどというものは……よく分からない」
そんな人間的な感情が育まれるような環境で、自分は生きてこなかった。それはアレックスも自覚していることだった。
そしてアレックスは、そうした感情は自分の人生には無縁で必要ないものだと思って生きてきた。
「なぜ君は、こういう生き方しかできない私を軽蔑しない?」
単純にアレックスが思う疑問に対して、名前は答えを返す。
「あなたが、私に似ているから」
名前はアレックスと関わる中で、その境遇を知る内に、彼の抱えている闇や孤独感のようなものを感じていた。
名前自身囚われの身で、誰も信じられず孤独を感じる日々もあった。それ故に人間不信で、真っ直ぐに人を愛せないアレックスの気持ちに共感できた。
「名前……」
既に自分の境遇と名前を重ね合わせていたアレックスにとって、名前の一言は胸を打つものだった。
共感を覚えていたのは自分だけではなかったのだと、喜ばしいような、安堵するような気持ちが胸に広がるのをアレックスは感じていた。
「愛する人のためなら人は恐怖を超えて、命すら投げ出せる。でもよく知らない相手に命まで捧げられる人間は、そうはいない」
「……」
「でも、私はアレックスを知っている。そういう生き方になった理由も。だから愛せるし、大切に思えるの」
名前に真摯な思いを告げられて、自分の心を言葉や態度で隠すことが巧みなアレックスも言葉を失っていた。
名前には自分の人生観や精神性すら、全て看抜かれている気がした。
ふとアレックスは思う。
やはり名前は、神の化身なのだろうかと。
彼女の鋭い感覚は、不遇の身を憂いて神が与えた能力なのか、それとも神であるが故に英邁なのか。
そして私の全ての罪を赦し、慈愛で包み込もうとする、その深遠な心。
名前……君は一体、何者なんだ。
こんな辺境の島に名前のような人間がいるなんて、島に来る前のアレックスは想像もしていなかった。
アレックスは名前の瞳を見詰める。その目の色は自分と似た境遇で生きてきたはずなのに、自分とはまるで違う雰囲気を帯びている。
私の心にあるのは、この世への野望、境遇に対する憎悪、生への執着。
名前の心にあるのは、聖母のような愛、人々への赦し、命すら手放せる慈悲。
それを感じたとき、名前の瞳の中にある光に射抜かれたように、アレックスはあらゆる負の念を浄化されたように忘れていた。
「……名前」
アレックスは名前の前に跪くと、彼女の手甲に口付けを落とす。
「私のために……その身を捧げてくれますか」
母に縋る子のように、アレックスは名前を見上げる。
名前の中に神の光を感じたアレックスは、自然と彼女を敬うように話していた。
名前はただ無言で微笑む。
その神聖さへの感嘆か、彼女への罪悪感からか。
アレックスの目から、一筋の涙が流れ落ちた。